ワークスモバイルジャパン、神奈川県、トランスコスモス 「かながわ消防の初動対応力の強化に関する協定」を締結

2019.08.28 Works Mobile Japan

県と消防が連携する初動対応強化の試みに全国で初めて「LINE WORKS」を活用
災害発生時の迅速な情報共有を実現し、初動対応の迅速化と減災を目指す

 

仕事用のLINE「LINE WORKS」を提供するワークスモバイルジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:石黒豊、以下「ワークスモバイルジャパン」)は8月28日、神奈川県(知事:黒岩 祐治)、トランスコスモス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼COO:奥田 昌孝、以下「トランスコスモス」と「かながわ消防の初動対応力の強化に関する協定」を締結したことをお知らせいたします。

神奈川県では、単独の消防本部だけでは対応できない災害発生時に、神奈川県と県内消防本部が一丸となって県内の被災地を応援する「かながわ消防」の取り組みを進めております。

本協定は、「かながわ消防」の一環として、災害時の初期対応力強化に向け、災害対応を指揮する神奈川県災害対策本部内での情報共有や県内各消防本部との連絡調整、現場との情報共有を迅速に行うため、ワークスモバイルジャパン、トランスコスモスが有する技術・ノウハウ等を神奈川県に提供するものです。ワークスモバイルジャパン並びにトランスコスモスは、ビジネス版LINE「LINE WORKS」を提供し、神奈川県での導入・運用に向けた助言を行うことで、相互連携を深め災害時の被害を最小限に抑える取り組みを推進してまいります。

 

「LINE WORKS」は、LINEを踏襲したインターフェイスにより誰でもすぐに使いこなすことができます。情報の未読、既読の担当者を特定できることや、チャットだけではなく通話もできる機能を有しており、大阪市など他の自治体でも災害時のコミュニケーションツールとして採用されております。これら災害時における「LINE WORKS」の有用性、実績が評価され、本協定締結に至りました。

 

この度の協定締結に関して、神奈川県より以下のコメントをいただいております。

本県では、単独の消防本部だけでは対応できない、局地的な大規模災害が発生した場合に備え、県内消防全体で広域応援を行う体制として、「かながわ消防」の仕組みを構築しています。
この仕組みは、全国に類をみない取組でしたが、その初動にあたっては、県や各消防本部がいち早く被災地の状況を把握し、情報を常に共有できることが重要です。今回、かながわ消防の仕組みに賛同いただき、3者での連携強化を図ることで、かながわ消防の初動対応力をより一層向上できるものと考えています。

今後もワークスモバイルジャパンでは、より多くの人にとって使いやすくなるような機能改善に努め、災害時のコミュニケーションインフラとしてご活用していただけるよう取り組みを広げてまいります。