【結果発表】新しいワークスタイル大賞(第1回) – 株式会社ダテ薬局 インタビュー

LINE WORKS 新しいワークスタイル大賞

株式会社ダテ薬局

これからの100年も
生き残っていくために、
新しい発想が飛び交う
環境を整えていきたい。

Rectangle
株式会社ダテ薬局
業種 医療・福祉・介護
本社所在地 岡山県
特別賞
株式会社ダテ薬局は、コロナ禍を機に、従業員どうしの情報共有ツールとしてLINE WORKSを導入。併せて、新たに各種申請・承認を電子化する社内システムを構築しました。
ただ、紙文化が根付いた同薬局では、LINE WORKSおよび社内システムの維持・浸透を図るためには、同ツールに対する予算承認者の理解が必須でした。
同薬局はどのような取り組みで、予算承認者の理解を得ながら、紙文化からの脱却を促進したのか、お話を聞きました。
受賞ポイント
  1. 1LINE WORKSおよび承認・申請を電子化した社内システムの維持・浸透を目的に、両者を連携
  2. 2Botがリマインドを自動送信し、承認業務のスピードが向上
  3. 3LINE WORKSの利用が浸透し、若手社員を含め意見を言い合える、「個」が生きる働き方を実現
お話を伺った みなさま
interview-04-date-interview-01@2x

総務部・事業部 部長 採用担当 薬剤師

村上 貴洋さん

interview-04-date-interview-02@2x

取締役 営業部 部長 薬剤師

朝田 丘さん

創業100年以上、岡山市・玉野市に根付く薬局がペーパーレスを宣言

貴社の事業内容をご紹介ください。
村上さん株式会社ダテ薬局は岡山県玉野市、岡山市南区を営業エリアとする1917年(大正6年)創業の薬局です。当薬局は100年以上にわたり、「地域の皆様の健康な生活のために。」をスローガンに、地域に根差した事業を展開。調剤事業を祖業とし、地域のニーズに応じて見守り・介護レンタル事業や化粧品販売などにも事業を拡大してきました。

また既存事業以外にも、地域貢献の観点から、例えば認知症に関する講演を行う「認知症カフェ」や岡山大学薬学部では「コミュニティファーマシー」をテーマに講義を行うなど、さまざまな取り組みを実施しています。

村上さんは、以前はエンジニアをされていたんですよね。
村上さん前職は岡山市にあるソフトハウスでエンジニアとして働いていました。エンジニア時代には薬品のデータベースシステムを構築したこともあり、その後、ダテ薬局へ転職しました。ダテ薬局では、LINE WORKSと連携して活用中の、残業申請や経費精算など各種申請・承認業務の電子化を実現する社内システムの構築にも携わっています。

根付く紙文化。申請書が書類に埋もれ、最大1カ月承認作業ができなかったことも。

LINE WORKSを導入したきっかけをお聞かせください。

村上さんコロナ禍に入り、直接顔を合わせての店舗間コミュニケーションが難しくなったことが一番のきっかけです。背景には、当薬局に根付いた紙文化が挙げられます。例えば、残業申請や稟議書の申請・承認はすべて書類で行われていました。さらに各種書類のやり取りは、「各店便」と呼ばれる社用車が1店舗ずつ回り、受け渡しをしていました。つまり、書類ありきの、直接顔を合わせないと業務が進まない体制になっていたんですね。

朝田さん私は営業部の部長として、承認者・管理職の立場でLINE WORKSを利用しているのですが、今考えると、当時の紙中心の稟議体制はとくに私や村上さんのような、承認者・管理職に大きな負担・手間がかかっていたと感じます。

例えば、私は業務で各店舗を行き来しているのですが、各店便で書類が回ってきます。すると、タイミングが合わなければタイムリーな承認ができませんし、1週間ぐらい承認が進まないことも珍しくありませんでした。さらに大きな声では言えませんが、ほかの書類に埋もれてしまい、申請が来ていたことすら気付かず、最悪のケースでは1カ月ほど承認作業ができなかったこともあります。

村上さんそのような折、新型コロナウイルス感染症の拡大防止支援に係る補助金が1店舗につき、70万円給付されることになったんですね。そこで、自治体に非対面のコミュニケーション目的で使用しても問題がないことを確認の上、その補助金を原資に、全社員にLINE WORKSおよびiPadの導入を決定しました。また、両者の導入を機に、申請・承認業務の電子化を行う社内システムの構築も行い、業務改善を推し進めることにしました。

そこで、自治体に非対面のコミュニケーション目的で使用しても問題がないことを確認の上、その補助金を原資に、全社員にLINE WORKSおよびiPadの導入を決定しました。また、両者の導入を機に、申請・承認業務の電子化を行う社内システムの構築も行い、業務改善を推し進めることにしました。

LINE WORKS のBotで通知を送り、スピーディな承認を実現
今回、特別賞に選定させていただいたポイントが、「LINE WORKSおよびiPad、それに村上さんが構築した社内システムの維持・社内浸透を図るために実施したアプローチ方法」のユニークさです。ぜひこのアプローチ方法についてお聞かせください。
村上さん紙の文化から脱却するために、LINE WORKSおよびiPadを導入し、社内システムを構築しました。さらに決済業務を電子化するワークフローシステムも構築し、LINE WORKSとツール連携を行い、適切なタイミングで決済承認者へBotで通知が届く仕組みを作りました。

勤怠システムの打刻忘れも多いため、該当者に対して打刻忘れの修正を促すように、BotでLINE WORKS宛にメッセージを送信する仕組みも構築しました。

決済承認者および打刻忘れをした人へ、LINE WORKS のBotで通知を送る仕組みを整えられたんですね。効果はいかがでしょうか。
朝田さん私は承認者の立場ですが、平日は始業前の朝8時30分にBotの通知音が鳴ります。稟議書が書類に埋もれることなく、「これだけ承認が来ているんだな」と一目で把握できるため、とても便利ですね。負担も格段に減りました。

村上さん当然それらにはランニングコストがかかります。これらのツールを維持し、より社内に浸透させていくためには、上層部に「投資に見合うツールである」と実感してもらうことが不可欠です。そのため、予算承認者の業務「決済業務」に焦点を当て、「LINE WORKSもiPadが社内システムと連携しているからこそ便利だ」と感じてもらえるような工夫をしてみました。

村上さん書類のみでやり取りしていた頃と比べ、タイムロスや承認忘れ・打刻の修正忘れが格段に少なくなりました。また、承認者である管理職の負担も減ったと思いますが…朝田さんいかがでしょうか。

LINE WORKS導入で、業務スピードの向上を実現。特別賞受賞を伝えると、社長からは「予算を掛けた甲斐があった」と評価。
特別賞を受賞したと知ったときの、率直な感想を教えてください。
村上さん正直、ものすごい取り組みをした意識はなかったため、「びっくりした」というのが率直なところです。ただ同時に、私たちの取り組みが第三者に評価され、とても嬉しかったですね。当薬局の伊達社長にも受賞した旨を伝えたところ、「予算を掛けた甲斐があった」と喜んでいただけました。

朝田さんここだけの話、私自身 「LINE WORKSを導入して業務を改革する?何を言い出すんだ」と思っていました。それは、現状の環境の中で日々の業務をやっていくしかないと思っていたからです。当時より業務改善が進んだ現在は「改革が進んで本当に良かった」と手のひら返しをしています(笑)。

目的通り、予算承認者および管理者にLINE WORKSの効果を実感してもらうことができたんですね。LINE WORKSの具体的な導入効果についてお聞かせください。
朝田さん社員の「個」が生きるようになったと感じます。とくに若い社員は、どうしても上席者の顔色を伺ったり、周囲に同調したりしがちです。ただLINE WORKSの扱いに慣れるにつれ、若い社員を含め、社員が積極的にLINE WORKS上で発言するようになりました。面と向かって意見を言うよりも、LINE WORKSの方が発言しやすいんでしょうね。例えばダテ薬局. 日比店では、社員の声もあり、医薬品のほかにも来店者が好みそうなお菓子も置くようになり、徐々に日比店の売上は伸びています。

ただLINE WORKSの扱いに慣れるにつれ、若い社員を含め、社員が積極的にLINE WORKS上で発言するようになりました。面と向かって意見を言うよりも、LINE WORKSの方が発言しやすいんでしょうね。例えばダテ薬局. 日比店では、社員の声もあり、医薬品のほかにも来店者が好みそうなお菓子も置くようになり、徐々に日比店の売上は伸びています。

村上さん総務部としては、LINE WORKSおよび申請書の電子化の掛け合わせにより、給与計算のスピードが格段に上がりました。当薬局は月末締め、翌月10日給与支給と、締め日から給与支払い日までの間が10日しかありません。そのため、申請漏れの対応で月末は非常に忙しいんですね。これまでは電話でいちいち「残業申請書を出しましたか?」「出したと思いますが…」というやり取りをして、「出した」と言われれば、書類に埋もれているであろう申請書を探していました。

現在は申請がペーパレスになったため、申請した・しないが一目瞭然ですし、もし未申請者がいればLINE WORKSで「出してください」と一言いえば解決です。これまでは総務のパートさんに休日出勤をしてもらいながら何とか10日給与支給に間に合わせていましたが、現在はLINE WORKSで簡単に引き継げることもあり、パートさんの休日出勤はなくなりました。

最後に業務改善を進めるダテ薬局の村上さん、今後の展望をお聞かせください。
村上さんいかにコミュニケーションの質と量を上げていくか。そのためにどのような手段を提供していけるのかを追求していきたいと考えています。まずは、未だ残っている紙ベースの業務の電子化に着手したいですね。また、決済承認通知および打刻忘れ通知以外にも、業務に役立つBotも作りたいと思います。

これからの100年もダテ薬局が生き残っていくために、LINE WORKSを含むプラットフォームを皆が活用して、新しい発想が飛び交う環境を整えていきたいですね。

※ 掲載している内容、
所属やお役職は2023年3月時点の情報です。

つなぐ、人としごと 部門

株式会社はたらこらぼ

みんなが輝く制度改革 部門

株式会社ヌボー生花店様

想いが伝わる社内交流 部門

中特グループ様

特別賞

株式会社ダテ薬局様

ⓒ LINE WORKS Corp.