自然派化粧品やせっけん・ボディソープなどのバス用品やスキンケア用品の製造販売を行う株式会社ラッシュジャパンでは、育児中の社員を支援するツールとしてLINE WORKSを導入。子供や仕事に対する悩みをLINE WORKSを通して社員がお互いに相談して解決することで、誰もが働きやすい環境作りやキャリア支援に役立てています。同社人事部の尾羽さん、稲垣さんにLINE WORKS導入の経緯や導入後の変化などについてお聞きするとともに、実際にLINE WORKSを利用している倉見さんに感想をお聞きしました。

社内での役割を教えてください。

- 尾羽さん :
人事部に所属しています。LINE WORKSを導入した時点では、ショップスタッフの人事的なサポートを担当しており、稲垣と一緒にLINE WORKSの導入に関わりました。

- 稲垣さん :
私も人事部で、主にショップの担当をしています。

LINE WORKSの導入以前は、どのような課題がありましたか?

- 尾羽さん :
ラッシュジャパンでは、誰もが働きやすい環境作りやキャリア支援を積極的に行っており、LINE WORKSはその一環として、産休・育休中の社員、育児と仕事を両立する社員のフォローアップに利用しています。産休・育休時の会社からの連絡のほか、子育てと仕事との両立の悩み、日々の家事のことまで、LINE WORKS上で社員がお互いに相談しあいます。

LINE WORKSを導入する前にも、別のSNSを使って同様のサポートの場を設けていました。密にコミュニケーションをとって、社員同士が気軽に話せるようにしたかったのですが、利用しているうちに会社からの情報を一方的に流す場になってしまったのです。ショップのスタッフだと、自分のショップ以外の人と普段会う機会がないので、出産や育児について会ったことのない誰かに相談をするというのを遠慮してしまっていたようです。もっと気軽にコミュニケーションを取ることができるツールは何かないかと探していました。
- 稲垣さん :
以前のSNSでも今と同じように、育児のやり方や悩み、こういう風に頑張っているなど、お互いに情報は出していました。しかし、次々に情報が追加されていくと、情報が流れていってしまって、すぐに過去にあった質問がわからなくなってしまいます。そうすると、自分がそういう質問をしたくても、過去に質問されているかもと考えてしまい、質問をためらってしまいます。参加のハードルが高くなり、自分から発信したり質問したりすることが難しくなり、稼働が止まっていました。

LINE WORKSの導入の決め手は何でしたか?

- 尾羽さん :
LINE WORKSを選ぶにあたっては、社員に実際にアンケートをとりました。いくつかのツールを挙げて、どのようなツールなら参加しやすいか聞いたところ、LINEが一番多かったのです。確かにLINEは皆普段から使っているので、LINEグループのような形なら身近で気軽に投稿しやすいだろうと考えたのですが、お互いに社内の人間ではあるものの、会ったことがない店舗のメンバーに個人のLINE IDを教えるのはやはり躊躇してしまいます。そこで、何か良いツールはないかと思っていた時にLINE WORKSを知りました。LINE WORKSならLINEと同じように使えますし、個人IDを伝える必要はなく、会社で管理ができることが決め手になりました。

LINE WORKSの利用シーン、導入効果を教えてください。

- 稲垣さん :
LINE WORKSを始める際、社員にアンケートをとって「どういう人たちと育児の情報交換をしたいか」を聞きました。結果、要望の多かった「子供の年代別トークルーム」を作って運用を始めました。産休・育休中の人、1歳未満の子供がいる人、1歳から未就学の子供がいる人、小学生の子供がいる人、中学生以上の子供がいる人、全体でトークルームが分かれ、社員がお互いに悩みを話しあっています。卒乳、トイレトレーニング、寝かしつけ、お迎えはどうしているか、風邪をひいたときはどうしているかなど、年代ごとに悩みは違います。ある程度小さいコミュニティに分けることで、気軽にコミュニケーションをとってもらえています。
子供の年代別トークルーム一覧
育児に関するトークやり取り例
- 尾羽さん :
以前と比べて、参加のハードルが下がり個人的な話をしやすくなったと思います。話すきっかけがなかった人とも話す機会が持てるようになったことで、違う部署の働き方が垣間見えるようになりました。たとえば、店舗スタッフからすると普段接点のないキッチン(工場)の方はどういう働き方なのか、どのようなモチベーションでがんばっているのかなど、LINE WORKSで話している中で見えてくるものがあります。みんな一緒に頑張っているという一体感があり、会社としての意識が高まったと思います。

LINE WORKSを導入して、どのような変化があったか教えてください。

- 稲垣さん :
今までは、店長を務めていても、産休・育休を経て職場に復帰した際に再び店長へ戻る社員は決して多くはありませんでした。ですが、自分が働く店舗で子供を持って働いているのはたとえ一人だったとしても、全国の店舗には同じ環境の人がたくさんいます。その方たちをLINE WORKSでつなげてあげることで、店長にチャレンジするモチベーションアップにもつながると考えています。LINE WORKSが、悩みをクリアにできる仲間や、成功体験を持っている人と気軽にコミュニケーションをとれるツールとして、キャリアチャレンジをしたいというときに背中を押してくれる存在になってきていると感じています。

- 尾羽さん :
私も出産と育児を経験しているので、スタッフから相談をしてもらえることも増えています。やはり人事部から一方的に復職後のキャリアの話をされても、不安の解消は難しいと思います。社員同士のコミュニケーションツールとして、LINE WORKSを活用してもらうことで、自分のキャリアを考えやすくなってきていると思います。実際に導入して使ってもらっている社員からも、自分のモチベーションアップにつなげてくれている人が増えていて嬉しいなと思います。

続いて実際にLINE WORKSを利用している倉見さんにお話を聞きます。

LINE WORKSの利用シーン、導入効果を教えてください。

- 倉見さん :
私は店舗での接客と販売、チームのサポートを行っています。産休・育休を経て、今年2月に職場復帰しました。LINE WORKSでは1歳〜未就学の子供を持つグループに所属して情報交換を行っています。例えば最近話題に上がったのは、子供の寝かしつけ方法や、卒乳の仕方についての相談など。これから仕事復帰される方が、仕事復帰するときはどんな感じなのか聞かれることもあり、私自身の経験でアドバイスをしたこともあります。私も育児について色々と参考にしています。また、育児だけでなく、「今夜の晩ご飯」というトークルームもあり、皆がそれぞれの晩ご飯を写真やレシピつきでシェアしてくれるので、毎日の夕ご飯作りの参考にしています。「今夜の晩ご飯」トークルームはすごくいいですね。

以前のSNSでも同じように相談する場はあったのですが、年代別に分かれて相談できるような状態ではなく、開く頻度も頻繁ではなかったので、今ほどレスポンスよく返ってきませんでした。LINE WORKSであれば普段使っているLINEと同じですし、かしこまらなくて良いので、とても気軽に相談できるようになりました。
トークで夕ご飯のメニューを共有

LINE WORKSを導入して、どのような変化があったか教えてください。

- 倉見さん :
私の場合は、働いているお母さんや、同年代の子供のいる方が近所に何人もいるという環境ではありません。同じ環境の人や、同年代の子供を持つ方たちと気軽に会話できる場をLINE WORKSで作ってもらえたことで、悩んでいるのが自分だけではなかったと分かり、とても気が楽になりました。仕事をしていく上で、悩みが軽くなったと思います。今までこれほどプライベートにまで心をかけてくれる職場はなかったので、すごくありがたいですね。

※掲載している内容、所属やお役職は取材当時のものです。