LINE WORKS ユーザーコミュニティ(LWUG)第2回を開催しました!

2018.11.09

こんにちは、ワークスモバイルジャパンでプロダクトマーケティングを担当しています、床田です。
11月6日に、LINE WORKS ユーザーコミュニティの第2回を開催しましたので、レポートをお送りします。

 

 

当日は小雨が降る中、30名以上の方がお集まり頂きました。開始10分前にほぼ満席となり、皆様のユーザー会に対する期待をひしひしと感じました!

LINE WORKSユーザーコミュニティの趣旨

最初に、ワークスモバイルジャパン マーケティングチームの長橋よりLINE WORKSユーザーコミュニティの趣旨についてお話しさせて頂きました。

 

このユーザー会は、このブログ以外にもTwitter、Facebookなどで当日の様子を公開しています。我々ベンダーからの一方的な発信だけでなく、ユーザーコミュニティを通して、使っていただいている皆様の会社の”現場”で起きている課題を解決するべくノウハウを共有して頂きたいと思っています。そのため、情報発信を積極的に行うことで、雰囲気をお届けしたいと思っています!
そして、このユーザーコミュニティの正式名称がようやく決まりました!!
LINE WORKS Users Group 略して、LWUG(読み方:えるわぐ)です!
今後は、ハッシュタグ「 #LWUG」を使ってSNSで情報発信してまいりますので、チェックしてみてください。
当日の講演資料はこちらです。

 

LINE WORKS製品アップデート情報及び今後の取り組みについて

続いて、私、ワークスモバイルジャパンの床田より、最新のメジャーアップデートで追加された機能のご紹介とDevelopersの活動についてお話しさせて頂きました。
LINE WORKSをもっと便利に使うためにはどうすればいいでしょうか?例えば、今まで手動でやっていたことがBotを使うことで自動化されたり、社内のワークフローシステムの処理が完了したらLINE WORKSのトークへ通知されたり。今までの作業時間を短縮し、より効率的に仕事を進めたいですよね。
それ、LINE WORKSと社内のシステムを連携することで叶えられるかもしれません。
すでに連携しているソリューションを使う以外に、LINE WORKSのAPIを使うと実現できるかもしれません。
ですが、「APIドキュメント読んでもわからない」「API使うと何ができるのかわからない」「何から始めていいかわからない」と言う方もいらっしゃると思います。
(自分もそうでした!)
そのため、今後はDeveloper向けの活動(ハンズオンセミナーやコミュニティ活動など)を増やしていきたいと思っていますのでご期待ください!

 

パネルディスカッション「LINE WORKSを社内に浸透させるコツ」

次は、パネルディスカッションです。このセッションが始まると、熱心にメモを取られる方が一気に増え、関心の高さが伺えました。
パネラーは、KNT-CTホールディングス株式会社 小野様と株式会社ミルボン 伊藤様をお迎えし、4つのテーマについてお話を伺いました。

 

①LINE WORKS導入前の課題と導入の狙いについて

KNT-CTホールディングス様では、昨年社内意識調査アンケートをとったところ、社内の情報共有の仕組みについて改善して欲しいと言う意見が多く出たそうで、メール・カレンダー・伝言メモが全てバラバラのシステムをご利用されていたところ、LINE WORKSをグループウェアとして導入し、1つのシステムに統一されたそうです!
ミルボン様では、社内のコミュニケーションについて以前より課題に感じられており、今後どうしていくべきかという点について悩まれていたそうです。また、現場の社員と顧客のコミュニケーション手段について、情報セキュリティ対策を取る必要もあるという背景からコミュニケーションツールの検討が始まったとのことでした。そういった背景の中、検討された結果、普段社員が使っているLINEと同じUIで使える点にメリットを感じてLINE WORKSを選定されました。

 

②社員の活用率を上げるために導入時に工夫した点

ミルボン様では、ユーザーが最も使う「会議室予約」をLINE WORKSのBotを通して、簡単に使えるように工夫されたそうです。実際の画面のデモも見せて頂いたのですが、たった20秒ほどで予約が完了し、いま使われている会議室予約システムよりも断然早い!!会場からもどよめきが起こっていました。
KNT-CTホールディングス様では、グループウェアとしてトーク・メール・ホーム(掲示板)・Driveなど全ての機能を一気に使わせると混乱が生じるため、優先度を決めて、まずはメールを完全に移行させ、LINE WORKSを使ってもらうことに注力されたそうです。
2社の共通点は、ユーザーが絶対に使う機能をLINE WORKS上で提供した、という点ですね。

 

③他のツールとの住み分けや運用ルールで工夫した点

KNT-CTホールディングス様では、以前のツールを全て止めてLINE WORKSに寄せたとのことで、そこで工夫した点をお聞きしました。
まず、現場で伝達されている情報の分類を行い、その分類に従い、LINE WORKSのどのツール(トーク、メール、掲示板)が最適か考え、情報を整理したそうです。この基準をマニュアルにまとめ説明会で説明したことで、利用率の向上に繋がったとのことでした!
LINE WORKSのトークはLINEのUIと同じなので、使い方に関してはマニュアルいらず、という声を頂戴することが多いのですが、使い分けに関しては明確な指針を示すことが重要なポイントですね!

 

④今後の展望や他のユーザーさんへのアドバイス

ミルボン様
社内へ浸透させる秘訣は、社員の誰しも使う機能をLINE WORKSを通して使ってもらうこと。結果、98%の利用率を達成しているとのことで、この数字は素晴らしいですね!
今後の取り組みについては、Botを活用し、働き方改革に繋げていきたいということで画期的なアイディアをシェアして頂きました。

 

KNT-CTホールディングス様
今後の取り組みとして、LINE WORKSアンバサダーの活動をご紹介いただきました。
アンバサダーとは、LINE WORKSの利用について意欲があり、周りにも便利な使い方を勧めてくれる社員さんのことです。
アンバサダーに仕事に対する思いやツールの使い方などを取材し、その成功事例を展開してもらうという取り組みを検討されており、情報システム部門の方は、その活動を積極的に支援していく体制を取るそうです。
現場のユーザーさんは、我々ベンダーの声でもなく情報システム部門の声でもなく、身近にいる成功しているユーザーさんの声が最も響くんです。「自分もやってみよう!」って思えるんですね。

 

グループディスカッション

後半の時間は、各テーマに分かれてグループディスカッションをして頂きました。
テーマは、皆様共通の悩みであるこの3つです。

A:導入を成功させるためには?
B:利用率を上げるためには?
C:LWと他の製品の使い分け

 

少人数のグループわけでしたので、より濃度の高い情報交換をして頂けたかなと思います。
グループディスカッションの最後は、各チームで出た意見を発表し、コミュニティ全体に共有して頂きました。

 

ディスカッションの時間が短く、このチームでLINE WORKSのIDを交換し続きはトークで意見交換したい!という声も頂きました。

 

 

懇親会

さあ、最後はお楽しみの懇親会です〜!
限られた時間でしたが、グループディスカッションの続きで盛り上がっている方や、パネルディスカッションのパネラーの方へ質問する方などいらっしゃって、情報交換が活発に行われていました。
私自身も、製品に対する意見やリクエストなど頂けてとても貴重な機会となりました。

 

参加いただいた皆様、本当にありがとうございます!!
今後も定期的に開催していきたいと思っていますので、是非気軽に足を運んでいただけると嬉しいです。
また、Developerコミュニティや、地方分科会、業界別分科会などもやっていきたいと思います。
これからもLWUG(えるわぐ)をよろしくお願いします。

 

  • ※ 本掲載記事の内容は投稿当時の情報となり、2022年4月1日に改定された新料金プランとは一部異なる内容を含む場合があります。