こんにちは。ワークスモバイルジャパンでコミュニティを担当している床田です。
1月23日に開催したコミュニティイベント「LINE WORKSとRPAで働き方改革!」についてレポートします!
LINE WORKSでは、ご利用されているユーザーさんを対象に情報交換や交流を目的としたユーザーコミュニティ「LWUG」を開催してきましたが、今回は初めての試みとして「RPA Community」というコミュニティと合同で、どなたでもオープンに参加できる会にしました!
2つのコミュニティに参加している方の関心軸として共通しているのが「働き方改革」です。
働き方改革の目的は「業務効率化」と「生産性向上」と言われています。
この2つの目的を達成する手段として「RPA」と「LINE WORKS」はどう使えるのか?について、本レポートを通してご紹介していきたいと思います。
本イベントは、申し込み者数150名を超えました!!ありがとうございます!
「働き方改革」に取り組んでいる皆様にとって、いかに「RPA」や「LINE WORKS」が注目されているかが感じ取れました。
当日の会場は、株式会社Phopne Appli様のオフィス「CaMP」です。
この度LWUGのステッカーも作成しました。是非パソコンやスマホに貼って頂けると嬉しいです!
今回のコミュニティは夜開催ということで、最初からアルコールと軽食をご用意しました。
会場は満員です!!
当日のタイムスケジュールはこちらです。
時間 | 内容 |
19:00-19:10 | 挨拶(ワークスモバイルジャパン株式会社 長橋): LWUG x RPA Community 合同イベント趣旨説明 |
19:10-19:30 | セッション①(松岡光隆(Mitz)さん): 働き方改革を切り口としたRPA活用紹介と最新動向 |
19:30-19:50 | セッション②(株式会社セカンドファクトリー 千葉さん): 噂のIoT海の家の運営責任者が語る、LINE WORKSを使った舞台裏を公開! |
19:50-20:00 | 休憩 |
20:00-20:05 | スポンサーセッション①(株式会社Phone Appli 北村さん): 移転から1年経たずに900社、3000名以上がオフィスツアーで訪れた、Phone Appliとは |
20:05-20:15 | スポンサーセッション②(ワークスモバイルジャパン株式会社 小寺): LINE WORKSで変わる働き方 |
20:15-20:40 | ライトニングトーク(LT)
①株式会社ウイズネット 中井さん
②株式会社一休 下村さん
③RPACommunity顧問 青野さん
④RPACommunity運営 井手さん
|
20:40-21:30 | 懇親会&写真撮影 |
登壇者の方々はこちらです!
LWUG x RPA Community 合同イベント趣旨説明
まず最初に、弊社長橋より今回のコミュニティ合同開催の理由についてプレゼン致しました。
RPAは「人手のかかる単純作業をロボットで自動化する技術」、LINE WORKSは「仕事でのコミュニケーションを効率化・活性化するツール」です。両コミュニティの参加者の関心軸で共通するのは「働き方改革」ではないかと考え、同じ目的のためにお互いに情報交換できる場として企画しました。
資料はこちらからご覧頂けます。
セッション①(松岡光隆(Mitz)さん):働き方改革を切り口としたRPA活用紹介と最新動向
次は、RPA Communityの松岡さんのセッションです。
RPA導入の前には業務整理が必要です。何のためにRPAを導入するのかを考えて欲しいというお話がありました。ロボットによる自動化で無駄な時間を削減することは目的ではありません。削減した上で、お客様・仲間・自分自身の幸せのために費やす時間を生み出すことが目的の一つなのではないでしょうか。
RPAは業務改善のためにあるツールですが、業務改善は「働き方改革」の手段です。RPAというツールで見るのではなく大きな視野を持つことを忘れてはいけません。
セッションの後半では、日本国内で唯一最大のRPAプラットフォームであるRPA Bankより最新の情報が紹介されました。
企業規模に問わず、RPAのトライアルから本格展開の割合が増加してきており、1000人以上の規模で85%、300〜1000人未満の規模で80%、300人未満の企業でも61%がRPA導入の取り組みを開始しているそうです。
実際のセッションでは、ゆうちょ銀行での導入事例などを用いて、具体的にRPAがどのように使われているかが紹介されました。
セッション②(株式会社セカンドファクトリー 千葉さん):噂のIoT海の家の運営責任者が語る、LINE WORKSを使った舞台裏を公開!
次に、LINE WORKSの導入事例でもご紹介させて頂いている、セカンドファクトリー様の事例紹介です。
セカンドファクトリー様はUI/UXコンサルティングサービスとシステムインテグレーションサービスを提供する企業ですが、手がけている事業は多岐に渡ります。例えば、下記の事業全て行われています。
・2000坪の土地で農業
・6次産業支援と食品加工業
・居酒屋・フレンチ・バルなどの飲食店経営
・江ノ島で海の家経営
そんなセカンドファクトリー様が手がけている「IoT海の家」にてLINE WORKSがどのように使われているかについて詳細に語っていただきました。
まず、各店舗と本社間でLINE WORKSを通して、発注メッセージ、納期確認、原材料の使用量、発注タイミング、ロッカー忘れ物などのメッセージが飛び交っています。
また、各店舗での売り上げ速報などの数字をBot経由でスタッフに配信することで、数字に対する意識の向上も効果としてあったそうです。
海の家にはIoT技術も活用されており、下記のポイントで業務効率化を図っているとのことです。
・トイレの使用回数をセンサーで計測し、LINE WORKSでスタッフに配信することで清掃のタイミングを適切に行う。
・ロッカーの忘れ物をセンサーで検知しLINE WORKSへ通知する。
今後は、Motion Boardで在庫データも自動でLINE WORKSへ通知することに取り組んでいきたいとお話しされていました。
また多くあるチャットツールの中で、何故LINE WORKSなのか?という観点ですが、以下の2点を特に強調されていました。
・顧客の先の顧客のITリテラシーを問わず使えること(誰でも簡単に利用できるツール)
・経済圏のあるチャットツールであること
スポンサーセッション①(株式会社Phone Appli 北村さん):移転から1年経たずに900社、3000名以上がオフィスツアーで訪れた、Phone Appliとは
次のセッションは、今回のコミュニティのために会場をお貸しいただいたPhone Appli 北村さんです。
Phone Appli様のオフィスは、「CaMP」という愛称がついており、最高のオフィス空間と日本一のIT環境を融合している環境です。
オフィスの家具には、スノーピークの製品が使われており、自然の香りやせせらぎの音が流れているんですよ!働いていながら、とても癒されます。
そのほか、センサーなどを用いて社員の居場所を把握できたり、マネージャーとのミーティングで一方的に話していないか、きちんとメンバーの話に傾聴できているかなどを計測する設備が備わっていたりします。
気になったので、北村さんに聞いて見ました。
「何故、ここまでペーパーレスを徹底し、働く環境を見直せたのですか?」
「一番はロッカーを極端に小さくし、PCとちょっとした小物しか入らないスペースに限定したのです。そうすると物が自然と減り、リモートワークが可能な働き方にシフトできました。」
同様の悩みを持たれている方も多いと思います。是非参考になさってください!
スポンサーセッション②(ワークスモバイルジャパン株式会社 小寺):LINE WORKSで変わる働き方
次は、弊社Marketing Teamの小寺より、LINE WORKSの紹介をさせていただきました。今回は、RPA Communityと合同開催だったため、LINE WORKS って何ができるの?他のチャットツールとどう違うの?という疑問を持たれている方も多かったと思います。
そこで、今回は「働き方改革はホワイトカラーだけのもの?」という観点でLINE WORKSのご紹介をさせていただきました。
既存の働き方改革の手法は、オフィスワークが前提となっていることが多いですが、働いている人は全員、自分のデスクトパソコンがあって当たり前でしょうか?
LINE WORKSは、サービス業、宿泊業、建設業、飲食業など普段PCを使って仕事をしていない方々にも活用頂ける、スマホで完結できるITツールであることを目指しています。
最後は、5分間のライトニングトークでLINE WORKS/RPAの活用事例を語っていただきました!
ライトニングトーク(LT) ①株式会社ウイズネット 中井さん
ウイズネット様は、ALSOKグループで総合福祉事業を運営されている会社で、埼玉東京神奈川の一都二県で約200の介護事務所、認可保育園を展開されています。
今回は、介護事業でどのようにLINE WORKSが活用されているかお話いただきました。
例えば、介護施設で感染症が発生した場合、必要な処置を決定したり、ヘルプ要員の確保を行ったり、衛生用品の手配を行ったりと多面的な対応が求められます。
それを従来の電話でのコミュニケーションを行うと、個別に一人ずつかける、かつ出ない場合は何度も掛け直すことにより、伝達に何時間もかかっていたそうです。
しかし、LINE WORKSでグループトークを活用することで、現場の写真を共有し、備品を確保しヘルプ要員が現地に向かう報告まで、たった10分で完了することができたそうです。
また情報共有スピードの向上以外にも、各事業所で備品の在庫情報が共有され、備品購入/破棄コストが10%の削減に繋がったそうです。
弊社サイトでも事例を公開させて頂いていますのでご参照ください。
ライトニングトーク(LT) ②株式会社一休 下村さん
続いて、一休様の事例紹介です。
LINE WORKSとSlackの共存をするというテーマで講演頂きました
私もお客様より「SlackとLINE WORKSってどう違うの?」という質問をよく頂きます。LINE WORKSはクローズドコミュニケーションに向いていますよ、というお話をします。
参考「日本で働く人に向いているコミュニケーションツール 3つの特性」
https://line-works.com/blog/communication/office/office-list/3points_commtool_for_japanese
しかし、SlackとLINE WORKSを併用されているお客様も多くいらっしゃいます。
今回の一休様と同様に、B to B to Cの業種のお客様にとって、LINE WORKSを使ったコミュニケーションは活用が広がるのではないかと感じています。社外のお客様とコミュニケーションする時にLINE使っていませんか?これを機にLINE WORKSフリープランから試されてはいかがでしょうか。
ライトニングトーク(LT) ③RPACommunity顧問 青野さん
次は、RPA Community顧問の青野さんによる「RPAの雰囲気を5分で」というセッションです。
今回は合同開催ということもあり、RPAをあまりご存知ない方に向けて、デモを交えてRPAでできることをご紹介いただきました。
ライトニングトーク(LT) ④RPACommunity運営 井手さん
最後、トリを飾るのが、RPA Community運営の井手さんによる講演です。
タイトルは残念ながら版権により、ここではご紹介ができません 😥
2つのウェブサイトの速度を、RPAを使って比較するという内容で講演頂きました。
ここで講演は終了です。
最後に全員で写真撮影です!!
初めて参加者が100名を超えるコミュニティの運営を経験し、運営至らぬ点があったと思いますが、反省を次回に活かしていきたいと思います。
LINE WORKSでは今後もコミュニティ活動に力を入れて、定期的に開催していきます!
次は2月18日に、LINE WORKSのDevelopers向けオフラインイベント「LWUG :: Developers」を開催しますので是非ご参加ください!
お申し込みはこちらから:https://lwugdev.connpass.com/event/116306/
- ※ 本掲載記事の内容は投稿当時の情報となり、2022年4月1日に改定された新料金プランとは一部異なる内容を含む場合があります。